ようこそ、「架空列車」「架空鉄道」の世界へ

このサイトは「架空列車」(講談社)発刊を記念して、作者自らそのネタばれ紹介をしております。
ぜひこれを参考にお力のある方は架空鉄道の完成と、路線案内をお願いします。

小説「架空列車」とは?

第55回群像新人文学賞を受賞した純文学作品「架空列車」(岡本学著)。
「群像新人賞」はこちら
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【ストーリー】
ニートになったコミュ障の主人公が自分が一人孤独に住む街に架空の鉄道をはりめぐらせる物語。
しかし主人公は逃げ込んだその「架空」の世界をもまた失ってしまうのであった・・・

ネタばれとは?

本の中では「東北のある街」としてありますが、実際のモデルは「東京日野市」です。
日野市は作者の出身地であり、実際、ほぼこの路線通りの道をよく自転車で走っておりました。
しかしもう故郷を離れて十年以上。小説はあくまで想像で書いており、現地取材はできておりません。
どなたかの詳細架空列車立ち上げ「有志」の皆様に向けてネタばれをここで行います。
小説では主人公は細かい路線図や時刻表まで作りますが、そこまで作者は時間もなく・・・有志に期待

「架空列車」モデル

モデルは「東京都日野市」全体です。
小説「架空列車」には「架空路線図」が入っています。
下記は著作物とは異なります(本HPオリジナル)



これを実際の「東京都日野市」に対応させるとこうなります。



【主な変更点】
・浜田⇒多摩平
浜田は「多摩平5丁目交差点」がモデルです。実際に国道20号と駅前道路が交差しています。

・三沢⇒高幡不動
三沢という土地名も実際にありますが、ここは京王線「高幡不動」駅がモデルです。

・黒川⇒豊田
黒川はJR中央線「豊田」駅がモデルです。

・本町⇒日野本町
一方で「本町」はJR中央線「日野」駅から少し離れた日野本町がモデルです。

・台町⇒日野台
日野台は「日野自動車」がある場所です。台町駅は4丁目にある公園がモデルです。

・ふじ⇒旧富士電機
「ふじ」は旧富士電機工場のあったあたり。今はマンションが建ったりしていて現状不明。

・さくら⇒多摩平郵便局
「多摩平交番」信号のあたり。交番と郵便局があります。

・新三沢⇒ふれあい橋
高幡不動に出る前のふれあい橋が新三沢のモデル。川岸の遊歩道とぶつかります。

・新黒川⇒平山橋
平山橋から川岸の遊歩道に乗るのが川岸高速鉄道のモデルです。


「架空列車」路線案内

【ここでは路線モデルを案内しています】
・浜田線
JR豊田駅の前(マクドナルドあたりを想定)を出発し、そのまままっすぐ駅前通りを行く路線です。スクランブル交差点等の信号が多いのが難点です。豊田駅から北に進むと郵便局と交番がある信号があります。ここが「さくら」駅になります。そのまま北に進み「多摩平5丁目交差点」が「浜田」駅になります。

・旭ヶ丘線
「多摩平5丁目交差点」の「浜田」駅からコニカ工場沿いに国道20号(昔は単なる都道でしたが最近国道に変更になりました)に沿って高倉町交差点まで行きます。高倉町交差点が「高倉」駅で、パチンコ屋の角を曲がって旭ヶ丘中央公園までまっすぐ、ここが「旭ヶ丘」駅です。そのまま旧東芝工場の前をいくと、小説通りバス通りに従ってぐるっと半円を描いて富士電機駅前に戻るコースがたどれると思います。途中富士通ファナックがあるあたりの交差点を右折すると富士電機工場があり、そのあたりが「ふじ」です。しかしこのあたりはマンションが建ったりケイヨーD2等ができたりして、筆者はあまりわかっていません(昔はなかった)。

・栄町線
「多摩平5丁目交差点」の「浜田」駅からそのまままっすぐ北に進み日野台交差点に出ます。さらに進み、どこか小道を右に入り4丁目公園あたりが「台町」の駅。そこから日野自動車に沿って進むまっすぐな道があり、そのまま行くと中央高速を渡り、さらに大きな坂を下ります。七つ塚古墳の前の通りです。このあたりも最近大きく変わりました。昔は畑しかなかったのに今は住宅街です。「東光寺」は実際の東光寺ではなく、その坂を折りきった先に確か石碑のようなものがあった記憶があり、そのあたりを駅に想定しています。そこから「栄町」に出る道が実は筆者はよくわかっていません。そのあたりもだいぶ変わりました。裏道のような細い道を進めば出たと思います。「栄町」自体はこれも今は大きく変わったのでわからないのですが、JR中央線の高架の下をくぐれる箇所があり、そこを栄町あたりに抜けて天野屋という小さな店か何かを抜けたあたりに石碑があったような記憶があり、そこを駅に想定しています。

・万願寺線
「万願寺」線は実はよくわかっていません。「川崎街道」を通ってもいいのですが、自転車の通行は難しいほどの細い道でした。「万願寺」駅は実際には「安養寺」のあたりだと思えばいいです。私の記憶ではそこから細い路地をうまいこと進むと「日野警察署」に出れたと思います。この「日野警察署」が「本町駅」です。そこから立日橋方面に抜けて「スポーツ公園」を抜けた交差点で左折、まっすぐ行くと中央線の高架をくぐれる部分がありそこから抜けると「栄町」です。なお逆に万願寺から「ふれあい橋」を通って京王線「高幡不動」駅までいくのが小説内の「三沢」までの路線です。

・神明線
「神明」線も実はよくわかっていません。というのはここは大規模開発で激しく変わってしまいました。私の想定ではかなり細い路地の上り坂だったのですが、今は「日野バイパス」という大通りです。とりあえず安養寺から日野バイパスに出てその通り進むしかないでしょう。「宮」駅は川崎街道との連結点。「神明駅」は「神明二丁目」交差点です。消防署・市役所・公園の位置関係が小説と実際とは異なるはずです。泉塚はその通り「泉塚交差点」。そこからまっすぐ「多摩平5丁目交差点」の「浜田」まで行き着きます。

・高速鉄道
まず黒川からの連絡線ですが、JR豊田駅北口から西方向に落ちる道がありそこを進むと自動車教習所があり踏切があります。この踏切を渡ってまっすぐ小道を進むと中央図書館に出ることができ、そこから「平山橋」に出ますがここが「新黒川」駅です。小説では橋は渡りませんが、実際の高速鉄道は平山橋を渡らないとダメです。橋を渡った先の遊歩道を南平の方面に行けばそのまま「ふれあい橋」まで何の障害もなく行けるはずです(途中一番橋とだけぶつかります)。高幡橋の下をくぐる形で「新三沢」である「ふれあい橋」に到着。「ふれあい橋」では逆の岸に渡る必要があります。そうしないと落川まで行けません。まっすぐ進むと左手に日野高校や清掃工場があり、「喜望峰」に到達し浅川側から多摩川側へ折り返せます。そこからは中央線にぶつかるところまで何にも邪魔されずに行けます(日野橋はその下をくぐる草原の道があるはず)。ただ小説ではそのままあっさりと「栄町」まで行けますが、実際は中央線にぶつかったところで堤防を降りて中央線をくぐり(万願寺線と同じ道)、栄町に接続します。


あとがき

筆者は日野を離れてもう十五年はたちます。ずいぶん街も変わったと思います。
いまこれを書いていても自転車で走り回っていたあの頃がとても懐かしいです。
いつかちゃんと「路線詳細」や「路線案内」、時刻表等も作りたいなあ。そんな暇ないけど。
だれか「架空鉄道」が好きな方、「日野」が好きな方、有志の方を待っております・・・・